プリスポーンのブラックバスが狙える春の釣り

プリスポーンのブラックバスが狙える春の釣り

バスフィッシングはシーズナルパターンといって季節ごとのバスの習性にマッチした釣り方をすることで釣果を出します。

その中でも春のスポーニング(産卵)絡みのパターンは一番重要なイベントなので釣り甲斐のあるシーズンです。

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ブラックバスのスポーニングとは

25センチ以上になったブラックバスは3月から4月に水温が14度くらいを目安に産卵を意識した行動を始めます。

まず、冬に低下した体力を補う為に餌をたくさん食いだめします。

そして雄が産卵床を浅瀬に作って雌を呼び込み、稚魚が独り立ちするまで雄のバスが産卵床を守り続けます。

雄も雌も5月から6月くらいのスポーニングの後は体力が著しく低下するのでその後は食べやすい餌を選んで食べて体力を回復します。

◎ブラックバスのプリスポーンとは

2月から3月は、冬季に低下した体力をスポーニングに向けて蓄える為、表面近くの水温が高い場所にだんだんとバスが集まってきて、餌を荒食いします。

大きいバスほど早く体力回復する為、早春に行動しているバスほど大物で、餌をたっぷり食べておなかに卵をびっしり蓄えた重量級のメスがプリスポーンと言われて釣り人の羨望の的です。

一般に早春はバスの動きがスローなので、ワームやサスペンドシャッドなどでスローに誘い、後半の暖かくなりきった頃にはスピナーベイトなどをやる気満々で追ってくるのでおすすめです。

ブラックバスのアフタースポーンとは

スポーニング後のバスは体力が低下していて、杭やストラクチャーにべったり着いて目の前に来た食べやすいエビやザリガニなどを捕食します。

ラバージグやワームをタイトにストラクチャーにコンタクトすることでリアクションバイトを誘うことが出来ます。

産卵後なので、おなかが凹んで細いのが特徴です。

スポーニングはバスにとって最大のイベントなのでその時ごとのパターンを掴むことができれば大釣りに繋がります。

一年で一番の大物を釣り上げるチャンスが大きいのもこの時期の特徴です。

フィールドをよく観察してこのチャンスをものにしましょう。