バスフィッシングといえば、釣りの中でもスポーツ的感覚にあると私は考えます。
それは、ルアー(疑似餌)を上手に使って魚を釣るからです。
特にブラックバス釣りはルアーの種類も豊富で、川、池、沼、湖、ダム等あらゆるシチュエーションで釣りをする事が出来ます。
そんな中で、なぜ春に最適な釣りがバスフィッシングなのかというと、ブラックバスという魚は春にスポーニング、いわゆる産卵を行うのです。
産卵前、プリスポーンと呼ばれる時期は産卵で体力を使う為、活発に餌を食べる=ルアーを追うという事になる。
これだけで、春に最適な釣りと言うことが出来る。
スポーニング中のバスを釣る
プリスポーンが終わり、実際に産卵行動、スポーニングが始まる時はどうなのだろうか。
スポーニングが行われる時期は、春の中頃から終わり頃と考えていい。
スポーニングをする為に雄のバスはネスト(巣)を作る。
そのネストが産卵床という事になる。
こうなるとバスは餌を食べるという事はなくなる。
それだけ聞くと、スポーニング中はバス釣りに向いてないのではないかと考える人もいるでしょう。
しかし、雄のバスは自分が作ったネストに邪魔者(他の魚)が近づいてくると果敢に追い払おうとする。
これだけで、ネストにルアーを投げようものなら、追い払うために口を使うのだ。
こうして雄バスはいとも簡単に釣れてしまう。
また、雄と雌のカップルが出来上がると、雌にちょっかいを出してくる物に向かって雄は果敢に攻撃してくる。
また、アフタースポーンと呼ばれる産卵後も、雄は卵を守り、ある程度バスが成長するまでネストに居続ける。
まとめ
最後に、産卵中のバスを釣るなんてかわいそうと思う人も少なくない。
しかし、忘れてほしくないのは、春にバスフィッシングをしている=産卵行動にあるバスを釣るという事である。
そして、ネストを作った雄は、ビックリする事に釣られてもまたネストに戻るという習性がある。
また、卵から孵化した魚というのは、実は親のバスに食べられてしまうという現実がある。
だから、スポーニング中のバスを釣るなんて出来ないと言う人の考えは誤った考えの人が多い。
そして釣り人ならば、せっかくブラックバスを釣るチャンスがあるのだから、見逃してほしくない時期であると考える。