ヒラマサはルアーアングラー憧れの魚ですが、春先のシーズンは場所さえ選べば地磯から狙う事も出来ます。
確率としてはそれほど高くありませんが、1尾キャッチした際の喜びは非常に大きいです。
安全対策もしっかりと行う必要があり誰でも気軽に楽しめる釣りではありませんが、大きな可能性に満ちた釣りと言えます。
タックルについて
春先の地磯からの釣りは遠投の飛距離が釣果に直結してくるので、ヒラマサ専用の頑丈なキャスティングロッドを使用して下さい。
メーカー物の方が精巧に作られていて耐久性能も優れているので、長期的に見れば安く済みます。
リールもロッドと同様に長い目で見てある程度のランクのものを揃えておく事をおすすめします。
ラインはPEラインの4号前後を使用して下さい。
また、地磯からの釣りは海底が荒く根ズレの危険性が大きくなるので、ショックリーダーはナイロンラインの14号以上のものを使用して下さい。
この釣りは地磯という非常にハードな環境下での使用になるので、タックル購入の際はこの釣りに精通したエキスパートにアドバイスを求めた方が良いです。
やり取りについて
ヒラマサは根に対する執着が大変強く、ヒット直後の根ズレには相当な注意を払わなければなりません。
地磯の場合は一帯に根や岩礁が存在するので、他の釣り場以上に注意が必要となります。
リールのドラグは限界まで締め上げてファーストランを何とか抑えて下さい。
ファーストランを凌いでも海面まで激しく抵抗しますが、海底を切ってしまえば取り込める確率は高くなります。
春先は大型ヒラマサも磯際まで回遊してくるので、常に気を抜かずに集中して釣って下さい。
安全対策について
地磯は徒歩で行くことが出来ますが、山道に車を止めて崖を下って行くようなポイントも非常に多いです。
滑落防止の為にもスニーカータイプの靴は避けて必ずスパイクシューズを用意して下さい。
また、万が一に備えてヘルメットなどの装備も忘れないようにして下さい。
まとめ
この釣りは先述の通り、確率としては低いですがそれだけに同じ1尾でも釣り上げたときの嬉しさは他の釣りでは味わえないものがあります。
安全対策には十分に気を付けて挑戦してみて下さい。