初春の中禅寺湖レイクトラウト釣りは解禁直後の風物詩

初春の中禅寺湖レイクトラウト釣りは解禁直後の風物詩

栃木県の奥日光にある中禅寺湖は避暑地としても有名ですが、4月の釣り解禁直後のレイクトラウトのルアーフィッシングがなんと言ってもおすすめです。

スポンサーリンク

中禅寺湖にしかいないレイクトラウト

北米原産のレイクトラウトは、日本ではかなり昔に中禅寺湖のみに放流された為、釣りで狙うことが出来るのはここだけです。

トラウトと言ってもニジマスなどのように中層を回遊するというより、イワナの仲間でボトム付近で待ち伏せ型の捕食をする魚です。

大きい物は1メートルを超えるゲームフィッシングの好対象魚です。

初春にレイクトラウトがアツい理由

レイクトラウトはトラウトの中で最も低い水温を好む種類です。

晩秋から初春にかけては湖の比較的浅いエリアで活動していますが、夏になると底のほうの水温が低いエリアに潜んでしまいます。

そうなると岸からのキャスティングの釣りで狙うのはかなり厳しくなり、夏場はボートを使ったディープトローリングでしかほぼ釣ることが出来なくなってしまいます。

それに冬季の禁漁期間明けの魚は釣り人を見ていないのでスレていなくて最も釣りやすいチャンスです。

レイクトラウトの釣り方

初春のレイクトラウトの岸からのキャスティングの釣り方は、15g以上の細身のスプーンを遠投して一旦ボトムを取った後、2回シャクって2カウント沈める、また2回シャクって2カウント沈める、次に5回シャクって5カウント沈めるという繰り返しでスプーンにヒラヒラとイレギュラーな動きをさせてレイクトラウトを誘うのがセオリーです。

初春とはいえレイクトラウトがいる深さは15~25メートルのラインなので、出来るだけ長いロッドで、ウェイダーを使って湖に立ちこんで出来るだけ遠くまでルアーを届かせることが必要です。

中禅寺湖の解禁直後のレイクトラウト祭りは毎年楽しみにしているアングラーがたくさんいる風物詩的な釣りです。

まだまだ高原が冷え込む季節ですが、是非挑戦する価値のある釣りです。